TARAKO さん逝去「まる子」が弔辞で伝えた原作者・さくらももこさんへの感謝
『ちびまる子ちゃん』で「まる子」役を演じ続けてきたTARAKOさんが、2024年3月4日(月)未明に亡くなっていたことが分かりました。 【画像3枚】さくらももこさんへの弔辞を「まる子」として読んだTARAKOさん TARAKOさんは1990年1月7日に放送を開始した『ちびまる子ちゃん』の初回から、34年間にわたって「まる子」役を演じてきました。 さくらプロダクションによると、TARAKOさんが「まる子」を演じることになったきっかけは、『ちびまる子ちゃん』の原作者、さくらももこさんと声が似ていることがご縁だったといいます。 「まる子」を演じて以来、さくらさんと親交を深めていったTARAKOさん。 2018年にさくらさんが亡くなった際には、お別れの会で弔辞を担当していました。 弔辞の中でTARAKOさんは、さくらさんへの思いを「まる子」として伝えていました。
さくらももこさんへの弔辞(抜粋)
3年4組さくらももこ。通称まる子。 大人になった私へ。まずは何を言うにもまずはコレだね。よくぞ夢をかなえてくれました。 あんた本当にえらいよ。おめでとう。 大人になった私へ。プライベートは色々あったみたいだね~。 でも、あんたもあんたの作品もたくさん人に愛されたんだから人生バランスなのかもしれないね。 大人になって天使になった私へ。そっちはどうだい? いやいや、きっとまだこっちで絶対この辺でウロウロしてるよね。桑田さんいるけどしがみついちゃダメだよ。 最後に大人になって天使になって天国へ行く私へ。 そっちでもたまにまる子書いてよね。生まれ変わってもきっとずっと。 私は小さくて丸くておっちょこちょいで、プリンが好きで、百恵ちゃんが好きで、マンガが大好きな…さくらももこです。またね。 また、弔辞では「私の人生の半分はまる子。こんな恩人に何のお礼もできなかったのが…」と涙ぐみながら伝えていました。 ©さくらプロダクション/日本アニメーション
めざましmedia編集部