年末年始の渋滞予測、正月3が日とも東名・大和トンネル付近で30キロ以上
年末年始は1月2日から3日にかけて特に長い渋滞が多数発生する見込み――。高速道路各社(東日本、中日本、西日本、本州四国連絡高速道路など)がまとめた12月28日から2018年1月4日までの渋滞予測によると、1月2日から3日にかけて、首都圏を中心にした各地で、上り線が73回、下り線が29回、10キロ以上の渋滞が発生する見込みです。各社は出発の時間をずらすなどの対策や道路交通情報の活用を呼び掛けています。 【動画】年末年始や大型連休……高速道路の渋滞はなぜ起こる?
下りは30日朝の東名で30キロ
特に長い渋滞が予想されるのは次の6地点。 (1)12月30日(土)午前8時ごろ、東名下り伊勢原BS付近。渋滞予測30キロ (2)1月1日(月)午後4時ごろ、東名上り大和TN付近。同30キロ (3)1月2日(火)午後2時ごろ、東名上り大和TN付近。同35キロ (4)1月2日(火)午後5時ごろ、東北上り加須IC付近。同35キロ (5)1月2日(火)午後5時ごろ、関越上り高坂SA付近。同35キロ (6)1月3日(水)午後1時ごろ、東名上り大和TN付近。同30キロ ※BS:バスストップ、TN:トンネル、IC:インター、SA:サービスエリア
1月2日は東名、東北、関越の上りで35キロ
各地点ごとの渋滞予測の詳細と、回避のための「時差ドライブ」について高速道会社は次のように提案しています。
(1)12月30日の下り伊勢原バスストップ付近
渋滞のピークは午前8時~午後1時で、通常の約3倍の約1時間20分を要する見込み。東名川崎ICを午前5時以前か午後4時以降に通過すると渋滞予測地の通過は約25分で済むと予測しており、この時間帯の通過を勧めています。
(2)1月1日の上り大和トンネル付近
渋滞のピークは午後4時~午後8時で、通常の約3倍の約1時間20分かかる見込み。大井松田ICを正午以前か、翌日午前0時以降に通過すると約25分に短縮できると予測しています。
(3)1月2日の上り大和トンネル付近
渋滞のピークは午後2時~午後8時で、通常の約3倍の約1時間50分かかる見込み。御殿場ICを午前9時以前か、翌日午前1時以降に通過すると約45分に短縮できると予測し、この時間帯の利用を勧めています。