トッテナム戦で抗議のマンCに対し、FAが12万ポンドの罰金処分…不可解ジャッジの主審は不問か
FAは18日、今月3日に行われたプレミアリーグのトッテナム戦で試合終了間際に審判を取り囲んで抗議したマンチェスター・シティに対し、12万ポンド(約2170万円)の罰金を課すことを発表した。 【マンチェスター・C vs トッテナム】試合ハイライト 23/24シーズン プレミアリーグ 第14節 3-3の同点で迎えた当該試合の後半アディショナル3分、マンチェスター・シティはアーリン・ハーランドのパスにジャック・グリーリッシュが抜け出し、GKとの1対1になり得る決定機を迎えたかに見えた。 しかしこの場面で主審のサイモン・フーパーは、その前のハーランドに対するファールを遡って取り、プレーを止めてしまった。 勝敗を決めかねないチャンスを阻止するこのジャッジにマンチェスター・シティの選手たちは激昂。 フーパー氏を取り囲んで激しく抗議した。 主審は一旦はアドバンテージを取るジェスチャーを見せていたこともあり、この不可解なジャッジには批判の声も多く上がっていた。 18日にFAが発表した声明文は以下の通り。 「12月3日の日曜日に行われたプレミアリーグのトッテナム戦において、マンチェスター・シティの選手は主審を取り囲んで抗議を行なったため、クラブには12万ポンドの罰金が課される」 「マンチェスター・シティは当該試合の94分、選手が不適切な振る舞いをしないようコントロールすることに失敗したことを認めた。 独立規制委員会はヒアリングを経てこの制裁を決定した」 クラブに対しては重い処分が課された一方で、不可解なジャッジに対する説明はいまだにされておらず、同様にフーパー氏に対する処分等も報じられていない。 現段階ではクラブに対しFAがその権力を見せつける形となっている。
SPOTV NEWS