大分市の若宮八幡社で菊花展 白、赤、黄色…丹精込めて育てた250点
「第74回大分市菊花展」が大分市上野町の若宮八幡社で開かれている。13日まで。 市花卉(かき)同好会の会員45人が丹精込めて育てた約250点を展示。白、赤、黄色の大輪花やスプレー菊の盆栽をはじめ、高さ40センチ以内の「福助作り」、断崖で風雨に耐えて咲く情景を表現した「懸崖作り」などが境内を鮮やかに彩る。 猛暑の影響で例年より開花が1週間ほど遅れたため見頃は7日ごろという。 後藤勝司会長(82)は「厳しい栽培状況の中で、会員の努力で会場いっぱいに並べることができた。見た人の活力と癒やしになればうれしい」と話していた。