突然死を招くことも!?【血圧を知ること】で避けられること|美ST
美ST世代の多くが当てはまる45歳~55歳の更年期というステージ。目に見えない血管の状態も気にしたいもの。血管の老化が進むとどんなことが起きるのかを知っておきましょう!
最悪の場合、血管の老化が突然死を招くことも!?
\ 美ST読者&スタッフ100名にアンケート / 血管の老化で心配していることはなんですか? 更年期や生活習慣病などが心配な美ST世代は、血管について真剣に考え始めている方が多いよう。健康診断の血液検査では高血圧、脂質代謝や糖代謝の数値に注目しましょう。
動脈硬化の早期発見が血管事故を防ぐ秘訣
血管の内壁にコレステロールなどが溜まってくると、血管にコブが生じて狭くなります。コブが小さい段階でも、傷ついて血栓で血管が詰まる可能性があるので注意。
血管の若返りに重要なのは普段の「血圧」を知ること
【最高血圧】心臓が収縮して血液を送り出している最高圧のこと。 【最低血圧】全身から血液が戻ってくるときの最低血圧。下の血圧。 ※血圧は「収縮期血圧/拡張期血圧mmHg」と表記します。 【測るときはこの数値を参考に!!】 ・家庭での高血圧の基準値 135 / 85mmHg以上 ・日本における高血圧の基準値 140/ 90mmHg以上 血液が血管の壁を押す圧力が血圧。高いと血管を傷つけ、硬化させるなどの負担も。血圧を測るとき緊張すると数値が上がるので、病院と家庭では基準値が異なります。 ※家庭で125/80mmHg、健診や医療機関で130/85mmHg以上であれば、高血圧予備軍となり注意が必要。あくまでも目安なので、正確な診断のためには受診してください。
美ST世代は家庭で血圧を測るのを習慣づけて!
薄めの服なら着たまま測れて、データはアプリで管理。オムロン 手首式血圧計 HEM-6231T2 ¥10,800〈編集部調べ〉(オムロン ヘルスケア)
教えてくれたのは…医学博士 池谷医院 院長 池谷敏郎先生 生活習慣、血管、心臓などの循環器系の専門家としてメディアや講演会などで活躍。自らが魚中心の食生活で62歳にして血管年齢30歳と血管ケアにおける生活習慣の大切さを証明。 2024年『美ST』3月号掲載 撮影/加治屋圭斗、渡邉明日香(A-1) 取材/菊池真理子 編集/増野玲奈