「涼しさ感じて」境内にプール 羽咋・深江八幡神社
羽咋市深江町の深江八幡神社で11日、浮輪を使って水遊びができる簡易プールがお目見えした。厳しい暑さが予想される夏に涼しさを感じられる場所を提供し、能登半島地震で境内の灯籠全4基が倒壊するなどの被害を受けた神社のにぎわい創出につなげる。 プールは大小3基あり、大きいもので縦2・5メートル、横1・5メートル、深さ40センチ。シャワーや更衣場も用意した。近年は猛暑で夏休みにプールの使用を中止する小学校もあるため、子どもたちがいつでも自由に遊べる機会をつくろうと企画した。9月上旬までの設置を予定している。 宮谷敬哉宮司(45)は「親子連れがプールで涼しさを感じながら、ゆったりできる機会になればうれしい」と話した。