<鳥山明さん死去>堀井雄二、桂正和、尾田栄一郎、岸本斉史がコメント 「その存在は大樹」「マンガの神様」
人気マンガ「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」などで知られるマンガ家の鳥山明さんが、3月1日に急性硬膜下血腫のため、亡くなっていたことが明らかになった。享年68。「ドラゴンボール」が連載されたマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)の公式サイトで、「ドラゴンクエスト」シリーズの“生みの親”の堀井雄二さん、「ウイングマン」「電影少女」などで知られるマンガ家の桂正和さん、「ONE PIECE」のマンガ家の尾田栄一郎さん、「NARUTO-ナルト-」のマンガ家の岸本斉史さんがコメントを寄せた。 【写真】鳥山明さんのコメント 貴重な描き下ろしも
尾田さんは「その存在は、大樹です」、岸本さんは「マンガの神様」、友人だった桂さんは「最後なんて、ダメです。心底つらいです」とつづった。
◇堀井雄二さんのコメント(原文のまま)
本当に、あまりに突然な鳥山さんの訃報で、まだ信じられない気持ちでいっぱいです。鳥山さんとは、ボクが少年ジャンプのライターをやっていた頃からの知り合いで、担当編集者の鳥嶋さんの勧めもあり、ドラゴンクエストを立ち上げる時に、彼にゲームの絵を頼むことにしました。あれから37年余り、登場人物のキャラクターデザイン、モンスターデザイン、とても数えきれないほどの魅力的なキャラを描いていただきました。ドラゴンクエストの歴史は、鳥山さんのキャラデザインとともにありました。鳥山さん、故すぎやま先生は、ドラゴンクエストを長きに渡って作ってきた仲間でした。亡くなってしまうなんて……。これ以上、なんて言えばいいのか言葉になりません。本当に、本当に、残念です。
◇桂正和さんのコメント(原文のまま)
力がぬけて気力が出ません。こんな事のコメントはしたくないですね。けど、何か書きます。書き出したら、言いたい事だらけなんで、めちゃくちゃ長文になりそうだけど、できるだけ、コンパクトにまとめます。ただ、気持ちがまとまらないので、乱文お許しを。
思い返しても。大袈裟でなく、お宅に遊びに行った時、うちに泊まりに来てもらった時、遊びに出掛けた時、全部が楽しい思い出しかなくて、電話をする度に、疲れるほど笑ってました。