杉咲花“ミヤビ”の病が深刻化…若葉竜也“三瓶”は命に関わる手術をすべきか葛藤<アンメット>
杉咲花が記憶障がいを抱える脳外科医を演じる医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第10話が、6月17日(月)に放送される。 【写真】ミヤビ(杉咲花)の病について話す大迫(井浦新)と三瓶(若葉竜也) ■“記憶障がいの脳外科医”の再生の物語 本作は、“記憶障がいの脳外科医”という前代未聞の主人公・ミヤビ(杉咲)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は「モーニング」(講談社)で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。 丘陵セントラル病院の脳外科医・川内ミヤビを杉咲が演じる他、同じく脳外科医で優秀だが変わり者の三瓶友治を若葉竜也、救急部長で脳外科も兼務している星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、ミヤビの主治医である関東医大病院の脳外科教授の大迫紘一を井浦新が扮(ふん)する。主題歌はあいみょんの「会いに行くのに」。 ミヤビは、事故の後遺症で過去約2年間の記憶を失い、日々の記憶も1日でリセットされてしまうため、毎朝日記を読み返す。 ■「アンメット ある脳外科医の日記」第10話あらすじ 第10話は―― 一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶が誰だか分からなくなってしまったミヤビ。今回は軽い発作で済んだが、大迫は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すな、と釘を刺す。 数日後、画家の柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最も悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態。やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分もこの先、何もかも忘れてしまうのだろうかと不安に駆られて…。 一方、三瓶は大迫のもとで見た、より精細な脳のMRI画像を思い出していた。ミヤビの記憶障がいの原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わる状態。しかしこのまま放っておいて再発すれば、同じ結果を招く。ならば手術にかけるしかないのか…葛藤しながらも手術の練習に没頭する三瓶に、ミヤビはある決意を口にする。 ――という物語が描かれる。 ■ミヤビに光を灯すために葛藤する医師たち 公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、ミヤビの病が深刻化しミヤビもそれを実感しているようで、「もしも仕事に差し支えるようなことがあったらその時は相談させてください」とミヤビは言う。 大迫は「無理をしてやれば彼女の命を奪うだけだ。絶対に手を出すなよ」と三瓶に手術しないよう忠告。ミヤビに光を灯すために諦めたくない三瓶、星前、綾野(岡山天音)に、大迫も「諦めたくないのは僕も一緒だよ」とつぶやく。三瓶は以前大迫と対立していたが「やっぱりあなたは医者でしたね」と認めているような言葉も。手術は命に関わるものだが、三瓶は手術にかけるしかないとも考えている様子。 視聴者からは「前回のラストから衝撃過ぎて心臓持たない」「三瓶先生が手術してミヤビを救ってほしい」「大迫教授も三瓶先生も根底にあるものが同じだったのか」「どうか2人にハッピーエンドを…」などの声があがっている。