「歯の感謝祭」抜いた歯2万本を供養 6月4日は「虫歯予防デー」・鹿児島市
鹿児島テレビ
6月4日は語呂合わせで「ムシ(虫)」と読めることから、厚生労働省は虫歯予防の重要性を知ってもらおうと「虫歯予防デー」としています。鹿児島市の神社では4日から始まる「歯と口の健康週間」に合わせて「歯の感謝祭」が行われました。 島津家の15代当主、島津貴久の家臣・平田純貞は丈夫な歯を持っていたとされ、鹿児島市の松原神社に「歯のかんさあ」こと「歯の神様」としてまつられています。 「歯の感謝祭」は抜けた歯を供養して、健康な歯のありがたさをかみしめてもらい、歯が残る口内環境をできるだけ整えようと、県歯科医師会が約60年前から行っています。 4日は、県歯科医師会の関係者ら約40人が出席し、虫歯などで抜かれた歯、約2万本を供養しました。 県歯科医師会・伊地知博史会長 「口の健康管理が全身の健康につながっているので、小さい頃から口の健康に気をつけて、お年寄りになってからも最後まで自分の口で食事ができるように健康管理をしてほしい」 「歯と口の健康週間」は6月10日までで、県歯科医師会では「この期間に改めて歯科検診をしてほしい」としています。
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