【スパーキングレディーC】〝GⅠジョッキー〟菅原明良とのコンビが魅力 ヴィブラフォンが川崎マイルで反撃へ
[JpnⅢスパーキングレディーカップ=2024年7月3日(水曜)、川崎競馬場・3歳上牝、ダート1600メートル] ヴィブラフォン(牝5・美浦=高木登厩舎) 父ドレフォン 母ヴィンテージローズ 母の父ゼンノロブロイ デビューからの3戦は芝で勝ち切れなかったが、4戦目にダートで初勝利をマーク。その後は地道に力をつけ、昨年4月には2勝クラス・尾瀬特別(福島ダート1700メートル)を最低人気で制し波乱を演出した。 昨年11月にオープン入りを決めた奥羽S(同)は積極的にハナを主張する競馬で終始手応えにも余裕があった。道中も平均ペースを刻んでいき、最後は2馬身差で後続を完封。2、3着馬もすでにオープン入りを決めておりレベルの高い一戦だった。余勢を駆って挑んだ2023年限りの記念重賞・神奈川記念(川崎1600メートル)は、逃げ馬を行かせて2番手からの競馬。3コーナーから早めに先頭に立つと2着馬の猛追を退けて重賞制覇を決めた。牝馬重賞で活躍中のキャリックアリード、ジャパンダートダービー4着のユティタム、ダートグレード2勝のバーデンヴァイラーを破り充実ぶりを印象づけた。 前走のJpnⅢ兵庫女王盃は距離も長く1・8秒差の5着に終わってしまったが、先月23日に晴れて〝GⅠジョッキー〟となった菅原明良を背にベストの距離と舞台で巻き返しを図りたい。
東スポ競馬編集部