事業者308者にアドレス公開状態でメール誤送信 佐賀市
佐賀市は23日、本年度の市補助金を事業者に案内するメールに関し、受信者全員のメールアドレスが見られる状態で誤送信したと発表した。受信者にメールで謝罪するとともに、削除を依頼した。 市経済政策課によると、22日午前10時ごろ、市販路開拓支援事業費補助金などを案内するメールを個人事業主を含む308者に送る際、宛先を伏せる「BCC」欄ではなく、全員のアドレスが見られる「TO」欄で送信した。 直後にアドレスの設定に不備があったことに担当職員が気づき、同11時ごろ、送信先の事業者にメールの削除を依頼、正しい方法でメールを再送した。 同課は「市内事業者にご心配をおかけしおわびする」とし、「アドレスの確認や送信方法の設定を、複数の職員で確認するなど細心の注意を払うよう周知徹底を図る」とコメントした。(川﨑久美子)
川﨑久美子