国民民主党 前原代表代行らが離党し新党立ち上げへ
日テレNEWS NNN
国民民主党の前原誠司代表代行らが離党する意向を固め、新党を立ち上げる考えであることが分かりました。 前原氏が離党を決めた最大の要因は、国民民主党の玉木代表との路線対立です。玉木代表が岸田政権との協力を強める姿勢に前原氏が反発し、離党を決めたとみられます。 国民民主党の幹部によりますと、前原代表代行らは午後4時から記者会見を開く予定です。 また、嘉田由紀子参院議員、斎藤アレックス衆院議員、鈴木敦衆院議員も一緒に離党する見通しです。さらに徳永久志衆院議員が加わり、新党名は「教育無償化を実現する会」とする方針です。 今回の離党に対して、早速、様々な反応が出ています。 自民党幹部は「よかった」と歓迎する考えを示しました。この発言の意味は、協力に否定的だった前原氏が離党することで連携が進むことへの期待があるからです。一方で、ある自民党議員は、連携を模索する中、「国民民主党の議員の数が減ることは組む相手として魅力が減る」と話しています。 一方、前原氏と近い日本維新の会の馬場代表は会見で、「教育無償化は維新が掲げている政策だ」「前原さんの新党ともスクラムをくんでいきたい」と述べました。維新としては、前原氏が立ち上げる新党との連携に強い意欲を示した形です。