ヤツガシラの茎「赤ズイキ」を使った奥越地方の郷土料理「すこ」をつくる教室が勝山市内で開かれました。 　　　　　　　 奥越に伝わる「すこ」は、ヤツガシラというイモの茎「赤ズイキ」を酢漬けにした郷土料理です。 　　 勝山市遅羽地区の女性らでつくる「縄文の里料理研究会」が、今が旬の赤ズイキを使った「すこ」を作る教室を開きました。 　　　 研究会の斎藤登美枝さんが講師となり、シャキシャキとした食感を残すコツや味が均一に染み込む方法などを伝授し、酢に漬けたズイキをもみ込むと鮮やかな赤い色に変化しました。 　 参加者は「生まれて初めての体験だったが、色んなアドバイスを聞いたので自分でつくりたい」と話していました。 　　 講師を務めた斎藤さんは「まだまだ勝山には伝承料理がいっぱいあるので、学んでほしいし、つないでいきたい」と意欲を見せていました。