桃園メトロ 京成電鉄の列車にラッピング広告 グルメや名所アピール/台湾
(桃園中央社)台湾のグルメや名所の風景をラッピングした特別列車が、東京と千葉を結ぶ京成電鉄で運行を開始した。桃園メトロ(MRT)が台湾の聯邦銀行と共同で企画したもので、同社は14日、報道資料を通じて日本の人々に台湾を訪問してもらいたいと期待を寄せた。 施されたラッピングでは、同社と聯邦銀のキャラクターがガイド役となり、石門ダムや大渓老街(古い町並み)、拉拉山の水蜜桃、大渓の干し豆腐など、桃園地区の名所やグルメなどを紹介している。列車は来年11月20日まで運行される予定。 同社は京成上野駅のホームに広告も掲出し、台北駅から桃園空港第1ターミナルまで停車駅の少ない直達車の利用で36分の利便性を強調している。 同社は2018年に京成電鉄と相互連携に関する合意書を締結。今後さらに多様な協力や密接な交流を通じ、台日で最も良質な鉄道外交の手本になればとしている。 (呉睿騏/編集:齊藤啓介)