県産ナガイモの新品種「夢雪」2029年秋デビューめざす
RAB青森放送
収穫時間の短縮や所得の向上も期待される県産ナガイモの新品種が開発され、2029年秋の市場デビューを目指します。 新品種「夢雪」は生産量が全国トップクラスで国内出荷量のおよそ4割を占める青森県の「ナガイモ」の生産力強化を図るため県産業技術センター野菜研究所が開発しました。 雪のように白くておいしく、夢を叶える品種という思いが込められています。 県産ナガイモは去年の猛暑でいつもよりも細く長く育ち折れやすくなる影響が出ました。 「夢雪」は従来のナガイモに比べやや短いため折れにくく掘り出しやすいため、収穫時間の短縮にもつながるといいます。 また形が悪くなりにくいため農家の所得向上も期待できるということです。 ★県農林水産部 栗林豊次長 「どうしても長いと折れたりすることが起こりやすいのでナガイモの長さが短いことによってそうしたリスクが減る」 品種登録されれば県産ナガイモとして3例目となる夢雪は種いもの確保を進め2029年秋の市場デビューを目指します。