新加入ゾマーに大満足も…インテルは早くも後継者を選定中、ブラジル国内No.1GKを注視か
インテルがスイス代表GKヤン・ゾマー(34)の後継者を選定しつつあるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 今夏バイエルンから加入の183cm守護神ゾマー。前任者のアンドレ・オナナ売却に不安を覚えたインテリスタも少なくなかっただろうが、蓋を開けると、ゾマーはそんな心配も吹き飛ばす安定感を見せつけ、インテルはスカッド全体が充実していることもあり、セリエAで首位に立つ。 マンチェスター・ユナイテッドでうだつの上がらないオナナを尻目に、インテリスタの信頼をバッチリ掴んだゾマー。ただ、選手寿命の長いポジションとはいえ、来月には35歳となり、契約は2026年6月までの2年間となっている。インテルとしては後継者を特定しておきたい。 今夏も当初はゾマーではなく、当時エンポリ所属のイタリア代表GKグリエルモ・ヴィカーリオ(27)をNEXTオナナとしてターゲットオン。また、当時シャフタール所属のウクライナ代表GKアナトリー・トルビン(22)を2番手に控えさせるのが第1プランだったという。 しかし、ヴィカーリオはトッテナムへ、トルビンはベンフィカへと移籍。結果としてゾマーに落ち着き、これが見事にハマったわけだが、ここから将来に向けては、ブラジル1部はアトレチコ・パラナエンセのブラジル代表GKベント(24)に関心を寄せているとのことだ。 ベントはブラジル国内No.1GKとの評価もある190cm守護神。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権)20チーム中9位と中堅どころのチームにおいて、公式戦58試合出場で57失点と奮闘し、うち20試合でクリーンシートを達成している。今夏あたりからユベントス行きも浮上している注目株だ。 かつてはブラジル代表の正GKジュリオ・セザール氏がゴールマウスを守ったインテル。イタリア系ブラジル人のベントは偉大な同胞の先輩に続くこととなるのだろうか。
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