<海に眠るダイヤモンド>脚本・野木亜紀子×土屋太鳳×池田エライザ特別対談 お気に入りのシーン、脱稿への思いとは?
土屋:そんなに難しく感じたことはありません。なぜなら、台本がいいから!(笑)。本当にすてきな言葉がたくさん入っているので、敢えて年を重ねたように演じる必要がなくて、セリフを感じたままにお芝居しています。野木さんの呼吸が最初にあって、そこに塚原監督と私の呼吸を混ぜながら臨む本番……という感じです。
野木:ありがとうございます……! (スタッフからの質問メモを読んで)「ほかの人を演じてみたかった」とかありますか?
池田:当て書きしてくださっていますよね? なので、変わっちゃったらキャラクターも変わるんだろうなと。私が朝子だったらどうなるんだろう……。前髪、とめるのかな?
野木:全員当て書きしているので、 もし池田さんが違う役だったらもっと違う書き方をしているはず。朝子の前髪は、花ちゃんが演じているからああなっているのよ(笑)。
土屋:賢将も清水(尋也)さんじゃないと!って感じですし、みんなそれぞれの役が一番ハマっているよね。
池田:そうですね、改めてリナでよかったなって思います。本作は何度でも見返してもらうことで楽しめる要素もたくさん。みんな言わないだけでそれぞれ背負っているものがあって。でも、それをお芝居では実はそんなに隠していないので、何度見てもきっと面白いと思います。
土屋:私も百合子を演じることができて幸せです。視聴者の皆さんには、物語の中に散りばめられたダイヤモンドを拾いながら楽しんでもらえたらうれしいです!
野木:そういっていただけてうれしいです。改めて演じていただいてありがとうございます! 最後まで見て、また始めから見てもらうと新たな発見があるかもしれません。最終回まで激動の展開が続きますので、お見逃しなく!