自作ドレスを着たバービーさん

　お笑いコンビ「フォーリンラブ」のバービーさんが5月9日、総合人材サービス会社ランスタッドの船上シンポジウムのオープニングイベントに、ショッキングピンクの自作ドレスを着て、「多様性の権化です！」と自己紹介しながら登場した。ドレスは右が長袖、左がベアトップになったアシンメトリーなデザイン。黄色のリボンでウエストマークされている。 【写真特集】40歳になったバービー　手作りドレスがお似合い！　別カット＆全身ショット　写真を一挙公開

　同社が手掛けているエクイティー（公平性）、ダイバーシティー（多様性）、インクルージョン（包摂性）への理解促進イベント。

　バービーさんは、かつて吉本興業の裏方の採用面接を受けた際、みんながリクルートスーツを着ている姿を見て、社会人は不思議だと思ったことを明かした。今回の自作ドレスについて、「衣装でリクルートスーツへのアンチテーゼをしたいです！とドレスを手作りしました」と説明。「もし自分が就活するのならと思って今回の衣装を選んだ」と語った。

　また、芸能活動を振り返り、「昔は女性芸人ではなく女芸人と言われていた」とし、「罰ゲームの“罰”役」や、「女性芸人が料理を作り、それに対してボロクソ言われる企画」など、現在では考えられないような企画がたくさんあったと実体験を話した。最近は「やることで自分が叩かれる」と意見できるようになったという。