<砂川脩弥>仮面ライダーの後輩に嫉妬? 高橋文哉ら「ゼロワン」メンバーの活躍には刺激「自分は舞台を頑張ろう!」
舞台「弱虫ペダル」など2.5次元作品に出演し、新たに舞台「刀剣乱舞」への出演も控えている俳優の砂川脩弥さん。4月17~21日には、赤坂RED/THEATER(東京都港区)で上演される、所属事務所エイベックスの若手俳優陣による舞台「ACTORS STAND vol.1『無垢ども』」に出演する。演じるのは、元役者で山にこもる猟師。「“あの方”を彷彿(ほうふつ)とさせるような……」と語る砂川さんに今作の見どころ、そして「役者人生の転機」と語る特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」(2019~20年)について話を聞いた。 【写真特集】ブラックコーデが似合う! 砂川脩弥、インタビュー撮り下ろしフォト
◇元役者で山にこもる猟師役 「僕自身は“そこ”を意識しないように」
舞台は、エイベックスの若手俳優が演技経験を積むための機会創出と、俳優とクリエイター陣の橋渡しとなることを目的に創設されたプロジェクトの第1弾。Seventeen専属モデルで俳優の平美乃理さんが主演を務め、映画「さよならエリュマントス」「辻占恋慕」などで知られる大野大輔さんが脚本・演出を担当する。
主人公は、熟成肉に夢中の高校1年生・遠山一華(平美さん)。ある日、校舎裏のウサギ小屋でブロック肉をドライエイジングしていたところ、動物の死骸がつるされていると勘違いした用務員に通報されてしまう騒動に発展し、一躍学校の有名人になる。そんな一華が、個性豊かな人物たちと触れ合いながら、やがて熾烈(しれつ)な学内闘争に巻き込まれていく……というストーリー。
砂川さんは「学校を舞台とした作品ですが、非日常感あふれるというか……何か都市伝説を見ているようなお話です(笑い)。自分たちの演じ方次第でとても“遊びがい”のある脚本をいただきました。考えさせられる一面もあるし、そんなに難しく考えなくてもコメディーとしても楽しめます」とアピールする。
自身が演じるのは、世間に嫌気が差して山にこもって猟師になった徳田。
「“あの方”を彷彿とさせるような役で、他の出演者から自分に向けられるせりふでも彷彿とさせるような感じになっているのですが、お客さんの頭がそれで一杯になると今回の物語とはかけ離れていってしまうと思うので、僕自身はそこを意識しないように演じています。“都会の喧騒(けんそう)から離れたかった”という徳田の気持ちはすごく分かるので、そういった共感できるところから役を作っていこうと。“人間味”を出していけたらいいなと意識しています」