1000枚のピックで轟音を掻き鳴らすDIYギター、爆誕。気になる音色とは?
1000枚のピックで弾いたらどんな音が鳴る? ギターを弾く時に使う、涙型の薄い板のピック。通常は指で1枚つまんで1本の弦を弾きます。 1ストロークで1音が出るより、他の弦も同時に弾けたほうが効率的じゃない? という発想から、ユーチューバーのMattias Krantzさんが複数枚を合体させたピックを模索していきました。
どんどん増えるピック
3D印刷で2枚、3枚、6枚が作られるまではマトモでした。以降はヴァイオリンの弓形で10枚、釣り用スピニングリールに30枚を取り付ける、100枚まとめて馬用ブラシ型にする、と独創性が爆発。 最終形態は、1000枚で弾くために新型ギターを開発してしまいました。 ピックの回転機構をボディーに埋め込み、浮かせた弦をピックに押し当てる前代未聞のギターが爆誕しましたね。 その超速弾きは、1秒間になんと5000音が鳴る計算になるそうな…。
かなりやりすぎた
かつては電動ドリルに、3角形のおにぎりピックを付けて弾いたバンドがいましたね。 考え方は似ていますが、弦を強く押さえつけないといけなかったり、工事現場の騒音みたいで、楽器としてはイマイチ実用的ではなかったようです。 改良の余地もありそうですし、大失敗でもないけれど「失敗は成功の母」なので、この発明は何かに活かせそうな気がします。 Source: YouTube (1, 2)
岡本玄介