ギトギト油をすっきり解決!掃除研究家が伝授する「ツナ缶の処理方法」
2~3分よくなじませて油が分解したら洗剤成分をウエスでふきとります。 ※注意点 アルカリ性の洗剤はアルミ缶に使用すると変質してしまうので、スチール缶のみに使用するようにしてください。
その後、食器洗い用洗剤をつけたウエスで洗ってすすぎます。縁の裏もきれいに洗います。
使用したウエスはすべて重ねた古紙につつんで廃棄します。 ■ポイント3:乾燥させてからゴミ箱へ
洗浄後はそのままゴミ箱へ入れず、しっかりと乾燥させてからにしてください。きれいに洗っても、水分が残ったままゴミ箱に入れてしまうと湿度で雑菌が発生してしまうおそれがあります。食器と同じように、ウエスで一度拭いてから完全に乾燥させてゴミ箱に入れるのがポイントです。
油の「プレ洗浄」は他にも有効
乾燥後は顔を近づけてもニオイはほとんど感じません。ゴミ袋へ入れて保管していても、不快なニオイや雑菌は発生しない状態です。 油汚れの「プレ洗浄」は、オイル漬けの缶詰や使用後のドレッシングボトルなど、油の保存容器を破棄する時にも活用できます。油を分解してふき取ることで、その後の洗浄がラクになるだけでなく、排水溝への油の流出も抑えられ、キッチンの衛生面にもつながります。ぜひ実践してみてくださいね。 メイン画像提供:Adobe Stock
執筆者情報
■おそうじペコ 掃除研究家。資格等「ハウスキーピングコーディネーター2級」「掃除能力検定士5級」主な著作物「暮らしを楽しむお掃除エッセンス」「魔法の1分そうじ」「お掃除やる気スイッチ」「ゆるく身につく家事のきほん」等。SNS、メディアを通じて掃除に関する情報を発信しています。日々、暮らしに役立つ掃除術について探求中。 >>公式ブログ https://ameblo.jp/pekosouji/ >>Twitter https://twitter.com/peko_souji