大阪府の『宿泊税』対象を1泊5000円以上に拡大、最大200円引き上げへ…オーバーツーリズム対策の財源確保のため 税収は55億円増える見込み
MBSニュース
大阪府が徴収している「宿泊税」について、最大200円引き上げる条例の改正案が府議会で可決されました。 大阪府は現在1泊7000円以上の宿泊に対し、100円から300円の宿泊税を徴収していますが、オーバーツーリズム対策などに充てる財源を確保しようと税額の引き上げを検討してきました。 11月5日の府議会では、宿泊税の対象を1泊5000円以上に拡大し、税額を最大200円引き上げる条例の改正案が可決。 ※改正後 宿泊税:200円 宿泊代(1人1泊):5000円~1万4999円 宿泊税:400円 宿泊代:1万5000円~1万9999円 宿泊税:500円 宿泊代:2万円~ 府によりますと、これにより宿泊税の税収は現在の約25億円から、55億円増える見込みだということです。 府は今後、総務省の同意を得ることにしていて、引き上げの実施時期は未定だということです。
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