偽ブランド品販売の疑い 都内の夫婦を逮捕 群馬・富岡警察署
群馬県内の女性2人にフランスの人気ブランド「アニエスベー」などの偽物を販売したとして、警察は都内の夫婦を商標法違反の疑いで逮捕し、自宅から偽物とみられるバックなど約1500点を押収しました。 逮捕されたのは東京都港区のコンサルタント業・瓜生有一郎容疑者(33)とその妻で美容業の沙絵子容疑者(31)です。警察によりますと2人は、今年6月5日頃から14日頃にかけて県内の40代女性と50代女性にフランスの人気ブランド「アニエスベー」に似せた偽のトートバッグ2点を合わせて6700円で販売し、ベーフォーエバーなど2社の商標権を侵害疑いがもたれています。 調べに対し、2人は「正規品だと思って販売していた」などと供述し、容疑を否認しています。今年4月、群馬県警がサイバーパトロール中にフリーマーケットサイトで偽ブランド品と疑われるトートバッグなどを発見し、東京税関などと協力して捜査を進めていました。 警察は2人の自宅から偽のブランド品と見られる、バッグや財布、ニット帽など1532点を押収しました。警察は2人が去年5月頃から販売していたと見て余罪などを詳しく調べています。