激流の真ん中でバス立ち往生 豪雨のケニア東部で川が氾濫
ナイロビ、ケニア、4月11日 (AP) ― アフリカ東部ケニアのガリッサで4月9日、満員の客を乗せたバスが氾濫した川を渡ろうとして立ち往生したが、バスの屋根に逃れた乗客は全員無事救助された。 豪雨が続いたためにタナ川が増水し、ケニアの道路公社が道路の別の区間の閉鎖を発表した数時間後に、この事故が起きた。 バスは橋から30メートルほど下流の川中で立ち往生したため、乗客はバスの屋根に避難した。 屋根に避難した51人の乗客は全員無事だった。 バスの運転士は、乗客の心配を無視して川を渡ろうとして、激流の真ん中で立ち往生してしまったが、運転手は救出されておらず、警察が行方を捜している。 洪水により上流のダムが決壊したため、政府は8日、タナ川とラム郡の住民に洪水警報を発令、道路は無期限に通行止めとなった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)