“過去のない男”の悲しき復讐…「レ・ミゼラブル」脚本家が放つノワールアクション
ベルギー・フランス・スペイン合作のノワールアクション「On the Edge(英題)」が、「ティアーズ・オブ・ブラッド」の邦題で初夏に公開される。 【動画】激しいアクションシーンを収めた「ティアーズ・オブ・ブラッド」特報はこちら 本作の監督を務めたのは、フランス現代社会が抱える問題を描き、第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したラ・ジリ監督作「レ・ミゼラブル」の脚本家ジョルダーノ・ジェデルリーニ。物語は深夜の地下鉄にて、銃で撃たれた若い男ユーゴの飛び込み事件から始まる。すんでのところで急停車した車両を運転していたのは若者の父親レオだった。警察はユーゴが凶悪な強盗事件に関与していたとして捜査を始めるが、息子と疎遠になっていたレオの過去を調べても詳細は不明。一方、息子を失ったレオはたった1人で危険な真相へと近付き、復讐と暴力の果てにやがて悲しい真実が明らかになる。 主人公レオを演じたのは、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で10回以上のノミネート、2回の受賞歴を誇るアントニオ・デ・ラ・トレ。さらに「17歳」のマリーヌ・ヴァクト、「息子のまなざし」のオリヴィエ・グルメらが集結した。 このたびポスタービジュアルと特報映像も解禁。YouTubeで公開中の特報には、スリリングなアクションシーンや爆破シーンが収められている。 「ティアーズ・オブ・ブラッド」は東京・新宿バルト9ほか全国で公開。 (c)Frakas Productions - Noodles Production - Fasten Films - Entre la vida y la murte, Aie - Eyeworks films & TV drama - Le Pacte - RTBF – FWB