世間では「節約するならエアコンより扇風機」っていうけど、最近のエアコンも省エネで性能も上がってないですか?今なら扇風機とあまり変わらないんじゃ…?
エアコンの電気代を抑える省エネのコツ
ここからは、より節電効果の高いエアコンに買い替える以外に、エアコンの電気代を抑えるための効果的な方法を紹介します。 ◆日差しカットを意識する エアコン代を抑えるには、室内の温度を上げすぎない取り組みが大切です。そのためには、日差しが部屋に入り込まないよう工夫する必要があります。日差しをカットするために遮光カーテンやブラインドを活用しましょう。 なお、外出中もカーテンやブラインドを閉めておくと、必要以上に室温が上がるのを防げます。 ◆サーキュレーターを併用 エアコンとサーキュレーターや扇風機を併用すると、より効率よく室温を下げられます。エアコンの空気が一部に滞留するのを防ぎ、部屋中に涼しい空気を巡らせることができます。 エアコンの吹き出し口に背を向けるようにして、サーキュレーターや扇風機を置くと、設定温度が高くても部屋中が涼しくなるでしょう。
省エネ行動でどれくらい電気代が変わる?
ここからは、省エネ行動でどれくらい電気代を節約できるかについて紹介します。 ◆エアコンの使い方で年間の電気代が変わる 経済産業省資源エネルギー庁によると、エアコンの使い方を少し工夫するだけで、下記のとおり電気代を抑えられます。 ・エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27度から1度上げた場合:年間約940円の節約(31度の外気温度かつ1日9時間使用する場合) ・設定温度28度で冷房を1日1時間短縮した場合:年間約580円の節約 設定温度を1度上げたり使用時間を1時間減らしたりするだけでも電気代が抑えられることが分かります。また、エアコンを適切に使用することで、二酸化炭素排出量の削減や省エネに貢献することができるでしょう。電気代の節約とあわせて環境にも配慮できるため、一石二鳥といえます。
エアコンを適切に使用して夏を乗り切ろう
省エネ効果のあるエアコンであっても、やはり扇風機よりも電気代が高い傾向にあります。 しかし、猛暑日や気温が下がりにくい熱帯夜は、無理に扇風機だけで乗り切ろうとせず、エアコンを適切に使用したほうが健康のためにもよいでしょう。電気代を気にしてエアコンの使用を止めると熱中症になる恐れもあるため、節電と健康のバランスが大切です。 出典 経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 エアコン 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部