ウィリアム皇太子の新たな“右腕”は超優秀…!先月入ったばかりの「新入り秘書」を連れて公務へ
王室の仕事において、極めて重要な役割の一つとも呼べる"秘書官"。ウィリアム皇太子の新秘書官が、ロンドンのキア・オーバル・クリケット・グラウンド訪問をもってデビューを飾った。 【写真】ナチュラルな笑顔にうっとり♡ ウィリアム皇太子&キャサリン妃のラブラブモーメント ウィリアム皇太子は、2024年2月に秘書官就任が発表されたイアン・パトリックを連れて、アースショット賞(環境保護への貢献に対し毎年5人の受賞者が選ばれ、英国王立財団から授与を受ける)の受賞者を支援するため、同グラウンドを訪問。 パトリックのリンクトイン(LinkedIn)のプロフィールによると、前職は外交官で、ビジネスコンサルタントの仕事をする前は、外務・英連邦・開発省に8年間勤務していたとのこと(上の写真で、皇太子の後ろにボヤけて写っているのがパトリック)。2021年から秘書官を務めていたジャン=クリストフ・グレイの後任となる。その前はサイモン・ケースが勤めていた。 秘書官は王族の公務をサポートする非常に重要なポジション。王室と他の組織との間の主要な接点となると同時に、ロイヤルメンバーの公務にも同行し、王族の活動戦略に大きな責任を持つ役職だ。 この日の訪問でも、ウィリアム皇太子がアースショット賞受賞者たちをどのようにサポートし、彼らが目指す技術の革新をいかにして英国王室が支えてきたか、声明を通じて世間に伝えるという重要任務を任されていた。現に、2022年の受賞者であるノットプラ(Notpla)社が開発した、海藻を原料とした環境にやさしい新商品は、50ヶ所以上のスポーツ施設・競技場での採用が決定しており、これらの契約を獲得する上で「ウィリアム皇太子が極めて重要な役割を果たした」とバッキンガム宮殿は強調している。 また「ノットプラ社は2022年に“Build a Waste-Free World”(廃棄物のない世界をつくる)というテーマのもと、アースショット賞を受賞。それ以来、より多くの人々に認知され、商業的にもより一層の成長を遂げることができるよう、アースショット賞が全面的にサポートしてきました」と加えた。 キア・オーバル・クリケット・グラウンドは、サウス・ロンドンのランベスにある有名なクリケット場で、コーンウォール公領(王室公領のひとつで、国王の長男が相続する)が所有している。ウィリアム皇太子は父チャールズ国王から譲り受けて以来、この土地をホームレス問題に取り組むための住宅建設に向けて推進すると発表している。
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