犬飼貴丈×西垣匠×髙松アロハ×高橋光臣、個性強めイケメン選手権 林芽亜里もにっこり
犬飼貴丈、林芽亜里、西垣匠、髙松アロハ、高橋光臣が先日、横浜市内で行われたMBSドラマ特区枠「初めましてこんにちは、離婚してください」完成披露トークイベントに登壇した。 【動画】犬飼貴丈、林芽亜里、西垣匠、髙松アロハ、高橋光臣、イベントノーカット 本作は、見知らぬ相手と16歳という若さで政略結婚をした、旧家令嬢の結城莉央(林芽亜里)が、夫でIT企業社長の高嶺正智(犬飼貴丈)に初対面で「離婚宣言」をするところから恋が動き出す“溺愛ピュアラブストーリー”。 自身の役を演じた感想を聞かれると、犬飼は「勝手なイメージなんですけど、IT企業って理系なイメージがあって、僕はバリバリ文系なので、どうやったらIT企業の社長っぽく見えるかなと思いながら撮影に臨ませていただきました」と打ち明け、演じる上で苦労した点については「社長役というところよりも、仕事と莉央に対する向き合い方がコロッと変わるんですけど、そういった変化していく表現が難しかったなと思います」と語った。 そして、「こういうイベントが初めてなのですごくドキドキしています」と初々しい挨拶をした18歳の林は、26歳の役を演じたことについて聞かれると「莉央ちゃんの人生で、私がまだ経験していないようなことがたくさんあったので、演じる上ではすごく難しかったんですけど、それこそ莉央ちゃんも高嶺さんやほかの登場人物と接していく中で、新しい感情だったり経験をしていく女の子だったので、そういった面では私もこの現場でたくさんの新しい感情だったり経験ができたので、そこは通ずるものがあるなと思いながら撮影していました」と充実した表情を浮かべた。 1話の最後には、寝込んでいる莉央に高嶺が顔を近づけて…というシーンが描かれているが、同シーンが話題に上ると、犬飼は「“何をしているだ、この人”って思いましたね」と客観的視点で感想を述べ、「僕自身、恋愛ものをそこまで経験してきたわけではないので、監督たちと密に話し合いながら、アドアイスをいただきながらあのシーンを作っていったんですけど、とても新鮮で自分の中にない引き出しだったので、貴重な体験をさせていただいたなと思っております」とコメント。一方、林は「莉央ちゃんはずっと目を瞑っていたので、莉央ちゃんとしては何をされているかわからないんですけど、私としては意識があったので、“顔が近くにきてる!”って思いながら(笑)、でも目をパチパチしないようにしなきゃと思いながら無になってやっていました」と振り返った。 続けて、高嶺の高校時代からの親友で、高嶺の会社の副社長も務める天宮翔平を演じる西垣は「天宮は高嶺とは対照的で、明るくて、ドタバタしているキャラクターなんですけど、かわいらしく映っていればいいなと思いながら演じていました。僕も学生時代に“副”という役職に就きがちで、サポート係が多かったので、気持ちもわかって楽しかったですね」と声を弾ませ、莉央の幼馴染・税所羽澄を演じた高松は、劇中では莉央のことを“お嬢様”と呼ぶことが話題に上ると「莉央が本当にお嬢様になってくれたので、やりやすかったというのがまずありますね。あと、羽澄はお嬢様に対する気持ちがまっすぐなんですけど、僕は超特急でまっすぐ担当なので、(自分と役が)掛かってるなと思って運命を感じました。僕にしかできないと思いました」と胸を張った。 そして、莉央が慕う一流日本画家の設楽桐史郎を演じる高橋は「ジョニー・デップです」と挨拶して会場の笑いを誘った後、「まず“日本画家”と聞いてドキッとしましたね。(高橋自身は)絵の素養があまりないのでいろんな美術館に行ったんですけど、見れば見るほどわからなくなってしまいました(笑)」と苦笑いを浮かべつつ、「絵の世界ってすごく繊細に描いているんだなというのが見て取れたんですけど、そういう意味ではこの作品も私からしたら絵みたいで、これからの芸能界を背負っていくみなさんが、絵(画)の中で繊細に芝居を重ねていたので、そこで設楽桐史郎がどういう立ち位置で演じればいいのかというところが難しかったですね」と胸の内を明かした。 また、タイトルにちなみ、共演者に知ってほしい秘密や、今だから話せるエピソードを「◯◯宣言」と題して発表する企画も行われ、“ゲーマー宣言”と発表した西垣は「犬飼さんなんですけど、空き時間にずっとゲームの話をしていたのでこれにしました」と理由を説明し、ゲームを広く浅くついばむタイプだという犬飼は「匠くんもゲームをすると聞いたので、現場ではゲームの話で盛り上がりましたね」とにっこり。 そんな犬飼は“汗かき宣言”と答え「高橋さんなんですけど、服装も服装なので(真夏の撮影で)汗をかかれていて大変だろうなと思っていたんですけど、全員厚めの衣装を着て揃うシーンがあるんですね。そのときに『暑いね』って言っていたんですけど、高橋さんがやっぱり1番汗をかかれていて、とても代謝がいい方なんだなって思いつつ、服装のせいではなかったんだなって同時に思いました」とコメント。 林は“ミス宣言”と答え「アロハさんなんですけど、撮影の前にリハーサルがほぼ全シーンあって、そのときに羽澄さんのセリフで“結城家(ゆうきけ)”というのがあったんですけど、それを高松さんは『きじょうけ』って言っていて面白かったです(笑)。あと“夕飯(ゆうはん)”を『ゆうめし』って言ったりもしていたので、結構笑わせていただきました」と笑顔を見せると、高松は「すいませんでした…」と謝罪し、「本当に漢字が苦手なんですよ…。そこは自分が出てしまいましたね」と苦笑した。 そんな高松は“筋肉宣言”と発表し「匠くんなんですけど、僕は筋トレをすることが大好きなんですよ。匠くんと話していたら『俺も筋トレやってるよ』って。しかも週に2~3回行っているって言っていて、匠くんは細身の方だと思っていたんですけど、そんなにやってるんだって思いました」と目を丸くし、西垣が「アロハくんは(筋肉が)すごいじゃん。なんか踏み台にされてる感じがする…」とぼやいて笑わせると、高松はこれを全力で否定しつつ「脱いだらすごいんだろうなって」とイジり、「ほらっ!(ここでは)脱がないし」と眉をひそめた西垣の腕を触った犬飼が「ムキムキですよ」と高松のトークに乗っかると、西垣は「よくないですって」と突っ込んだ。 そして、高橋は“ほぼ娘宣言”と答え「芽亜里さんなんですけど、お歳が今18ということで、私が今42なんですね。それを鑑みると“娘やん!”と思って」といい、高橋から両親の年齢を聞かれた林は「ずっと20歳です。頑なに『ずっと20歳』と言ってくる両親です」と返答すると、高橋は「すてきなご両親で、そのエピソードだけで家族の仲良し感が伝わってきてすてきだなと思いますね」とほっこりエピソードを話した。 さらに、本作に登場するキュン台詞を、登壇した男性キャストが生披露し、1番響いたキュン台詞を決める『はじりこNo.1イケメン』企画も行われ、1番手で壁ドンをしながら「だったらうちに来るか?」というセリフを、床に向かって(床ドンして)披露して会場を沸かせた犬飼は「超ラクですよ。あとは楽しむだけですからね」と肩の荷がおりてスッキリとした表情を浮かべ、次に「お前に拒否権はない」というセリフを披露した西垣は「心臓がゾワっとしました」と胸を押さえた。次に「お前が欲しい、好きだ」というセリフを色気たっぷりに披露した高橋は「なかなかカロリーの高いイベントですね」と吐露し、最後にふざけながら「好きになっちゃった?」というセリフを披露した高松は「はぁ…心が痛いです」とダメージを受けていた。 そして、“No.1イケメン”の決定権を委ねられた林は「わたし的に(観客の)拍手が1番多いと感じたのは、高橋さんの『お前が欲しい、好きだ』だったんじゃないかと思います」と発表すると、高橋は「お嬢さーん!」と絶叫して喜んだ。 最後に、PRコメントを求められた林は「このドラマはラブコメということで、笑いあり、キュンキュンありなんですけど、それぞれの登場人物がそれぞれに与え合う影響だったり、感情だったりがすごく丁寧に描かれていて、人と人との繋がりを感じられる作品だと思っているので、みなさんがこのドラマを見ている30分間が楽しいものになればいいなと思っています」と目を輝かせ、犬飼は「一人ひとりのキャラクターたちが魅力的で、かわいらしくて、楽しくて、温かくて、切なくて、キュンキュンして、いろんな感情がジェットコースターのように目まぐるしく襲ってくるドラマだなと思っています。みなさまが最後まで楽しんでいただけるか監視しております」とアピールした。