【中学硬式野球ボーイズリーグ】エイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会・宮城仙北ボーイズが優勝
9月7日、8日に開催される『2nd エイジェックカップ中学硬式野球グランドチャンピオンシリーズ(以下、エイジェックカップ)』。中学硬式野球5団体のそれぞれの優勝チームには、本大会への出場権が与えられ、日本一を決める戦いが繰り広げられる。 【写真】『スポーツサイエンス』を取り入れた最先端の取り組みを実施する『真岡ボーイズ』 ここでは各リーグの決勝戦の模様をお届けする。第5回目は8月7日に開催された、ボーイズリーグの一戦を紹介する。 8月7日、中学硬式野球ボーイズリーグ『エイジェックカップ第55回日本少年野球選手権大会』の決勝が、大阪シティ信用金庫スタジアムで行われた。決勝戦は、宮城仙北ボーイズ(以下、宮城仙北)対 愛知名港ボーイズ(以下、愛知名港)の一戦となり、7対3で宮城仙北が勝利した。 試合は1回裏、宮城仙北が3番・山下怜歩のタイムリーで幸先よく先制する。 3回に愛知名港が一死二塁とすると、宮城仙北は先発の菅原駿に代えてマウンドにアンダースローの山田悠月をマウンドに送った。しかし、2番・新宮領太志がレフトオーバーのタイムリーツーベースを放ち、同点に追いつく。 その裏、宮城仙北が無死満塁のチャンスをつくり、山下が押し出しの四球を選ぶと、4番・阿部琉生、5番・千葉晴翔の連打で5対1と一気に点差を広げた。再びチャンスを広げ、7番・吉野諒がセーフティスクイズを試みるも、この回途中にショートのポジションからリリーフした小久保颯弥のファインプレーで追加点を許さなかった。 5回に愛知名港が9番・杉山璃空のタイムリーで1点を返すも、6回に愛知名港の守備が乱れ、宮城仙北が2点を追加。7対2で最終回を迎える。 愛知名港は、先頭の7番・石黒大心がレフトオーバーの二塁打で出塁し、続く8番・小川仁之介のタイムリーで1点を返すと、そこからチャンスを広げ、二死満塁でU-15日本代表にも選ばれている4番の小久保に打順が回る。ホームランが出れば同点の場面となったが、投手ゴロに倒れ試合終了。中盤に集中打で突き放した宮城仙北が、愛知名港の反撃を振り切っての優勝となった。 優勝した宮城仙北は、9月7日、8日に開かれる『2nd エイジェックカップ』にボーイズリーグ代表として出場する。 各リーグの覇者が集う『エイジェックカップ』は、9月7日神姫バスキッピースタジアム、9月8日阪神甲子園球場(決勝)で、中学硬式野球リーグの垣根を越えた大会として2度目の開催を迎える。
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