高校バスケ ウインターカップ県予選決勝【岩手】
IAT岩手朝日テレビ
高校バスケットボールの全国大会、ウインターカップの県予選の男女決勝が行われ、女子は2年ぶりに盛岡白百合学園が、男子は12年ぶりに黒沢尻工業が優勝を果たしました。 女子決勝はインターハイ予選決勝と同じカード。盛岡白百合学園と一関修紅の一戦です。 まず先制したのは白のユニフォーム白百合学園。田村からのパスに合わせ伏原がきっちり決めます。 そして相手のボールを奪いそのまま平野のフローターシュート。さらに3ポイントシュートを決め、立て続けに得点を重ねます。 対する赤のユニフォーム一関修紅は及川のジャンプシュートなどで外から攻め立て反撃に出ます。 序盤は接戦が続きましたが、白百合の強力なディフェンスと豊富な運動量を前に徐々に点差が開き始めます。 一関修紅もアウトサイドからのシュートで得点しますが反撃もここまで。 エースの昆がチーム最多の28得点を挙げるなど、盛岡白百合学園が2年ぶり26回目の優勝を果たしました。 男子決勝は盛岡工業対黒沢尻工業。決勝戦にふさわしい大接戦となります。 試合開始直後、黒沢尻工業の佐藤が自ら切り込みシュート。先制点を奪うと、今度は盛岡工業が佐々が3ポイントシュートを決めます。 その後も一進一退の攻防が続きます。 試合は前半を終えて40対38とわずか2点差で後半戦に入ります。 そして後半戦も気の抜けない展開が続きます。 盛岡工業が同点に追いつくと、黒沢尻工業がすぐさま勝ち越します。 それでも盛岡工業の鈴木がバスケットカウントを奪い逆転に成功します。 しかし黒沢尻工業もキャプテンの藤原が3Pを決め再び逆転!2点差で迎えた最終・第4クオーター。 黒沢尻工業が得点し突き放しにかかりますが、負けじと盛岡工業も喰らいつき3Pを沈めます。 手に汗を握るシーソーゲームを決めたのは、キャプテンでした。 キャプテン・藤原の3ポイントシュートで突き放した黒沢尻工業が、このままリードを守りきり試合終了。 見事12年ぶり4回目の頂点に輝きました。 女子・盛岡白百合学園男子・黒沢尻工業が出場するウインターカップは12月23日から東京で行われます。