【RIZIN】『超RIZIN.3』参戦ファイターカタログ「Vol.3 扇久保博正」
7月28日開催の『Yogibo presents 超RIZIN.3』(さいたまスーパーアリーナ)に向けて、ORICON NEWSでは大会の魅力を伝えるため、出場する全選手のプロフィールを紹介していく。 【動画】“RIZINファイター”扇久保博正、子育てトークで父の顔に!?Yogibo腕枕に感激 第3回は、57キロのMMAルールで龍神誠と対戦する扇久保博正。かつての弟子である龍神との一戦を控え、会見ではまさかの舌戦を繰り広げた両者。互いの気持ちがリング上でどうぶつかり合うのか。 ■扇久保博正 基本データ 名前:扇久保博正 出身地:日本 岩手県 生年月日:1987年4月1日 身長:160cm リーチ:163cm (64.2inc) 体重:61.0kg 所属:パラエストラ松戸 X:@Hiromasa0401 ■プロフィール 07年にプロデビューし、修斗では数々のタイトルを獲得してきた。13年に修斗世界フェザー級のベルトを賭けて堀口恭司と対戦すると、2Rにスリーパーホールドを極められ王座から陥落。復活を賭けて臨んだ14年のVTJフライ級トーナメントでは見事優勝を飾り、16年には修斗世界フライ級のタイトルも獲得し史上2人目の修斗世界王座の2階級制覇を達成した。16年にTUFに参加すると、決勝まで勝ち上がったが僅差の判定で敗戦しUFCへの挑戦は夢半ばで終わる。 初参戦となった18年7月のRIZIN.11で5年越しに堀口とのリベンジマッチが実現したが、堀口の強さを前に判定負けを喫した。19年7月には元谷友貴と死闘を繰り広げ判定勝ちを収めると、その大晦日には石渡伸太郎との激闘を制し、“修斗”最強を証明すると同時に、第2代RIZINバンタム級チャンピオンとなったマネル・ケイプへの挑戦権を獲得。しかし20年3月にマネルがUFCへ移籍すると共にベルトが返上されたため、その空位となった王座を賭け、同年8月大会で朝倉海との対戦が決定。しかし、1R終盤に右アッパーから跳びヒザで崩れたところに最後はサッカーボールによるTKO負けとなり王座戴冠ならなかった。 再起戦となった11月大会で瀧澤謙太にフルマークの判定勝ちを収める。21年6月のバンタム級JAPAN GP1回戦で春日井“寒天”たけしと約7年ぶりに再戦し、1Rに拳を骨折しながらも勝利すると、9月のGP2回戦では大塚隆史と熱戦を繰り広げ判定勝ちを収めた。大晦日に準決勝で優勝候補の呼び声が高い井上直樹相手に総合力の高さを見せつけ、決勝では朝倉海と対戦し、最後まで諦めないその根性で優勝そしてリベンジを果たす。 22年9月大会のキム・スーチョル戦ではお互いに譲らない攻防が続き、最後は判定で敗れはしたが、今回は階級を下げてRIZIN代表として対抗戦に参戦、そして堀口と3度目の対戦をするも、惜敗を喫しリベンジならなかった。23年7月の超RIZIN.2では朝倉海の怪我による欠場に伴い、急遽アーチュレッタの相手に大抜擢された。フルラウンド闘い抜くも判定負けに終わる。大晦日にはUFCフライ級王座挑戦経験のあるジョン・ドッドソンを完封し連敗脱出、再び堀口の首が射程圏内に入った。 今回その堀口との王座決定戦に敗れた神龍を圧倒し、ナンバーワン・コンテンダーの座を揺るぎないものにする。