「降板時にここまで投げたんだ!ってぐらいの感覚で集中して」巨人23歳左腕がゾーン勝負を意識
巨人の井上温大投手(23)が13日の楽天戦(楽天モバイル)で3勝目を目指して先発する。12日はキャッチボールなどで調整した左腕は「僕が抑えている時は初球ストライクが取れて、投手有利で進めていける時なのでゾーン勝負を意識して投げていきたい」と意気込んだ。 【動画】井上温大が外野のポール間をランニング 井上はここまで先発、中継ぎ計11試合に登板し、2勝3敗、防御率4・18。前回6日のロッテ戦で7回途中3失点で先発として622日ぶりの勝利を挙げて、ローテをつかんだ。「一試合一試合積み重ねていくことに自信も出ている。バッターに対して集中して臨めているなと思います」と成長も実感している。 楽天モバイルでの登板は初めて。楽天打線の印象については「四球の数がトップで選球眼が良くて、厳しい球に手を出さない印象」と分析。「本当に一人一人に投げて最後、降板した時に、ここまで投げたんだ!ってぐらいの感覚で集中していければ」。全力で打者にぶつかっていく。
報知新聞社