センバツ しっかり声が届くよう頑張る 閉会式司会の鹿児島純心女子・竪道さん /鹿児島
◇NHK全国高校放送コンテスト準Vの技量で 18日開幕の第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で、鹿児島純心女子高(鹿児島市)2年、竪道夕夏(たてみちゆうか)さん(17)が30日に予定される閉会式の司会を務める。日本高野連が1日、発表した。竪道さんは「甲子園全体にしっかり声が届くよう、頑張りたい」と張り切る。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 放送部に所属する竪道さんは2023年7月にあったNHK杯全国高校放送コンテストのアナウンス部門で準優勝。この技量を見込まれ、抜てきされた。同校放送部員のセンバツ司会は10年ぶり。 スポーツは「あまり詳しくない」が、同年は4月に鹿児島であったプロ野球オープン戦の始球式や、秋のかごしま国体・障害者スポーツ大会の開閉会式で司会を務めるなど、縁がある。 将来、教育か報道関係の道に進みたいというが、まずは目の前のセンバツの大役。2月28日まで期末テストに追われていたといい、本格的な準備はこれからだ。「これまでのスポーツの司会は複数人で担当しており、1人は初めて。かなり重圧があるが、ゆっくりとはっきりと発声したい」と意気込んだ。【梅山崇】