「情熱は1ミリたりとも失っていない」「選挙のない民主主義はあり得ない」現職と新人の一騎打ちに 静岡・伊豆市長選告示
静岡放送
任期満了に伴う静岡県伊豆市長選挙が4月14日告示され、現職と新人による一騎打ちの選挙戦が始まりました。 伊豆市長選に立候補したのは、届け出順に ▼現職で5期目を目指す菊地豊氏(65) ▼新人で元伊豆市議会議員の森良雄氏(80) の2人です(年齢はいずれも投票日時点) <現職 菊地豊候補(65)> 「この16年経って私も去年65歳になり、前期高齢者になり、髪の毛も真っ白になってきました。しかし、故郷に対する愛情と伊豆の未来を開く情熱は1ミリたりとも失っておりません」 市長を4期務めた菊地候補は、災害に強いまちづくりを進めるとともに、企業誘致や移住施策の推進などを訴えています。 <新人 森良雄候補(80)> 「私の立候補はいろいろ言われておりますけど、『お前が立候補したから選挙をやらなきゃなんないんだ』なんて言われておりますけども、選挙のない民主主義はあり得ませんね。民主主義というのは選挙があるんです」 新人の森候補は現職の多選を批判し、市民ファーストの市政実現や、教育・福祉の充実、環境保護などを訴えています。 立候補の届け出は、14日午後5時で締め切られ、現職と新人による一騎打ちの選挙戦が始まりました。伊豆市長選挙の投票日は4月21日で、即日開票されます。
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