JR四国 香川県の2駅が16日から無人化 駅スタンプの設置終了
KSB瀬戸内海放送
16日のダイヤ改正で、JR四国は香川県の2つの駅で係員の配置をとりやめます。これに伴い「駅スタンプ」の設置が15日で終了となりました。 【写真】国分寺がデザインされた端岡駅のスタンプ
高松市国分寺町のJR予讃線の端岡駅です。 (記者リポート) 「こちらきっぷ売り場のすぐ前にひっそりとあるスタンプも、きょう午後5時で撤去されます」 端岡駅のスタンプには、近くにある四国霊場80番札所の国分寺がデザインされています。 駅スタンプは、旧国鉄が1970年代に観光キャンペーンにあわせて全国の駅に設置し、人気を集めるようになりました。 香川県では、16日から無人駅となる予讃線の「端岡駅」と「高瀬駅(三豊市)」の2つの駅で、盗難対策などを理由に設置を終えます。 最終日の15日は、県内や九州、関西などから鉄道ファンが訪れ、名残惜しそうにスタンプを押していました。 (観音寺市から) 「(押印に来たのは)無人化ですね。定期的に押させてくれる機会を残してくれたらな」 (奈良県から) 「駅ががっさり無人駅になると聞いたので来ました。駅には駅員さんがいた方がいいでしょうね」 JR四国では16日から四国4県の12の駅を無人化し、香川県内の48の駅のうち36が無人駅になります。
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