【ラジオNIKKEI賞 プレビュートーク】サトノシュトラーセが青葉賞のうっぷん晴らし一閃!
村瀬 参りました。宝塚記念は雨馬場巧者が上位を独占。道悪に振り切った予想をした人に軍配です…。 南 ドウデュースは日本の道悪なら我慢できるかと…。アカンかった。 村瀬 ジャスティンパレスも空っ下手でした。さ、本格的な夏競馬です。切り替えていきましょう。まずは福島から。 南 毎年のことやけど、力量がはっきりしないなかでハンデが微妙。 村瀬 ですね。今年は開幕週狙いの先行馬がズラリ。18年の2着フィエールマン、去年の3着レーベンスティールみたいな強い馬が差して届かずっていうイメージのレースなんですけど、ここまで前々のメンバーがそろうとさすがに差し馬を狙いたくなります。 南 ◎オフトレイルでどやろ? マイルばかり使われてきて白百合Sが初の1800メートル。2着やったけど、ええ競馬やったで。吉村師は「収穫大。スローの前残りだったけど、自分から動いていい競馬ができた。使うごとに良くなっているし、成長力がある」ゆうて手応えありや。 村瀬 今度は逆に少し控えてもいいかもですね。ボクも差し狙いで。◎はサトノシュトラーセかな。前走の青葉賞はちょっとかわいそうでした。直線で加速し始めたところで内のシュガークンが外に張り出してきて、その横にいたトロヴァトーレが弾かれて、玉突きで外に押し出されちゃった。そこに外からショウナンラプンタが来て挟まれて…。まともなら勝ち負けだったと思うんですよね。 南 1週前はミルコJを背にCWコースでラスト1ハロン11秒4。友道師は「動ける態勢にある。小倉で勝っているように小回りも大丈夫だと思う」ゆうとったで。 村瀬 軸を差しにしたら、あとは何が残るかという戦いかな。 南 白百合Sでオフトレイルを封じたミナデオロは、田代助手が「スッと楽に前へ行けるし、控えても競馬ができるセンスがある。開幕週の馬場もいい」ゆうて手応え十分。1勝クラス勝ちのログラールは松永幹師が「テンションが高くて乗り難しい馬。うまく1コーナーに入れれば」ゆうとった。 村瀬 青葉賞5着のウインマクシマム、スプリングS2着のアレグロブリランテ、弥生賞ディープ記念3着のシリウスコルトに、1勝クラス勝ちながら素質上位のショーマンフリートも。うーん、ハンデを含めて、どう馬券を組み立てるか悩みどころですね。(夕刊フジ)