打点、盗塁…今シーズンの大谷翔平選手に「期待したいこと」は？ スポーツジャーナリストが解説
モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」（毎週月曜～金曜6:00～9:00）。4月19日（金）放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」では、MLB（メジャーリーグベースボール）ロサンゼルス・ドジャース「大谷翔平選手」にフォーカス！ スポーツジャーナリストの生島淳さんに「今後期待したいところ」について伺いました。
メジャーリーグ屈指の名門、ロサンゼルス・ドジャースに移籍して最初のシーズンを迎えている大谷翔平選手。メジャー史上最高額となる10年総額7億ドル（日本円で当時約1,015億円）で超大型契約を結んだこともあって、ドジャースでどのような野球人生を歩むのかが注目されています。 吉田：先月3月20日に韓国でおこなわれたメジャー開幕戦からおよそ1ヵ月。開幕戦からこれまで21試合を消化した時点でのバッターとしての成績は、86打数31安打、打率3割6分でホームランが4本、打点が10、得点が15、盗塁が4となっています（※放送時点）。 ユージ：最初の1ヵ月ということで、まだまだスタートしたばかりではありますが、今シーズンの大谷選手について「今後期待したいところ」はいかがでしょうか？ 生島：打点が少ないです。まだ10打点で、このままいくと70打点くらいの計算になります（※放送時点）。今は、得点打率が低くて19打数1安打の.053。ちょっと考えられない数字です。 ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も大谷選手に苦言を呈していましたが、まあプロスポーツは平均を争う競技なので、さすがにそのうちタイムリーは出てくると思います。 ユージ：でも今回ロバーツ監督は、苦言を大谷選手に呈することができるのは、何かいい関係なのかなと思いましたね。 生島：去年まででは考えられませんね。 ユージ：エンゼルスは「大谷様～！」という感じで、大谷選手のやることは「何でもOK！」みたいになっていましたよね。良い成績を残している選手にこれだけ苦言を呈せるということは、やはりすごいなと思いました。 生島：良い感じだと思いますね。 ユージ：こういう状況も踏まえて、生島さん的に現在の大谷選手の成績についてどう思いますか？ 生島：ドジャース自体も本拠地で2カード連続負け越したり、うまくいかないところもありますが、まだ判断するのは早くて、連休明けくらいまでに傾向は見えてくるなと思います。 実は（大谷選手に）盗塁してほしいのですが、長打が多いのでそのチャンスがありません。チャンスがないという状況になっているのが、面白いところだなと思います。 ただ、去年までのようにすぐに歩かされることはなくて、今後は3番にフレディ・フリーマン選手という良いバッターがいるので、そのメリットが出てくると思います。今度に期待していきたいと思います。 （TOKYO FM「ONE MORNING」2024年4月19日（金）放送より）
