グループ内でジョブマッチング 7月から出向、成長力強化へ JR東海
JR東海グループが、グループ企業間のジョブマッチング制度を導入し、7月から社員の出向が始まることが13日、分かった。 社員の希望や適性と、実際の仕事とのミスマッチを減らし、グループ全体の成長力強化や社員の自己成長につなげるのが狙いだ。 グループ各社が募集ポストなどを提示し、希望者を募る。その上で実務を体験させるインターンシップを行い、採用を決定すれば2~3年出向という形で受け入れる。 今年1月、ジェイアール東海不動産やジェイアール東海商事、ジェイアール東海ホテルズなど5社が初めてのインターンシップを実施。計32人が参加し、業務内容の説明や実務体験、各社が抱える課題をテーマにした研修などが行われた。 このうちJR東海9人、グループ会社3人の計12人のマッチングが成立。定期異動の時期に当たる7月からそれぞれが各社に出向する予定だ。