中日・カリステ、11試合ぶりの3点目もたらす適時打「みんながつくってくれた良い流れに乗ることができた」
◇30日 中日3―0DeNA(バンテリンドームナゴヤ) カリステのバットがチームを不名誉な記録から救った。2点を先制した直後の7回2死一、二塁。1ボール2ストライクから坂本のチェンジアップを捉えると、打球はライナーで左中間へ。二走の田中が生還し、チームとして久しぶりの3点目が入った。 「みんながつくってくれた良い流れに乗ることができた。チームに貢献できて良かったよ」。チームは29日まで10試合連続2得点以下で、1956年に記録した球団ワーストの11試合連続にリーチをかけていた。負のスパイラルに陥っていた打線を活気づける適時打になった。 6回には激走をみせた。2死から、ボテボテのゴロ打球が「カリステシフト」で二塁後方を守っていた牧のもとへ。必死の激走で内野安打をもぎとった。
中日スポーツ