約100枚のアントニオ猪木さんの写真で埋め尽くされた「闘魂トレイン」が6月20日から京王線で運行
京王電鉄が車内の広告スペースをアントニオ猪木さんの写真で埋め尽くし、先頭車両には猪木さんの画像をデザインしたヘッドマークを付けた電車「闘魂トレイン」を6月20日から運行することとなった。 人生のホームレスや海賊男、白覆面の写真も これは6月20~26日に東京・新宿の京王百貨店新宿店7階で開催される「超・燃える闘魂 アントニオ猪木展」の開催に合わせてのもの。6月14日にはこの闘魂トレインの「完成メディアお披露目会」が都内で行われ、猪木さんの弟子である現役プロレスラーの藤波辰爾と猪木さんのモノマネでおなじみのタレント、アントキの猪木がゲストとして出席した。 車内には中吊り広告と荷物置きの上の広告スペースに試合のシーンからプライベートまで、さまざまなシーンの猪木さんの写真が97枚、ドア横の広告スペースには「猪木展」のメインビジュアルと1車両に98種類約100枚、10両で約1000枚の猪木さんの写真が飾られている。 藤波はその時々の思い出を口にしながら、懐かしそうに1枚1枚を眺めながら車内をめぐった。
その後の会見では「すごいね。ずっと立ってないといけないね(笑)。乗り越しそうだよね。京王沿線の人はたまらないだろうね」などと感想を口にした。 思い出の一枚としては「自分が猪木さんに手を上げた奥武山体育館の飛竜革命ですね」と1988年に沖縄県の奥武山体育館の大会後に起こった「飛龍革命」の瞬間をとらえた写真を挙げた。 アントキのは「朝は遅刻しそうですね。炎のファイターとかバックに流してほしいですね。それは無理だからファンの方はイヤホンで聞いてもらえれば」などとすっかりファン目線。そして「乗り合わせた人にはSNSなどで“今どこを走っている”とか中継してくれればみんな京王線に乗りに行きますよね」などと猪木ファンに呼びかけた。 猪木さんの雄姿がプロレスファン以外の一般の人の目にも留まることに藤波は「プロレスラーとしてはうれしい。猪木さんのすごさがみんなに伝わる。乗った人がどんな顔をするのか見てみたい」と語り、最後は「乗り合わせた方はラッキー。全10車両が猪木さんですから。いろいろな写真を見てください」と締めくくった。