外国籍の男性が麻しん(はしか)に感染 奈良市などに滞在 不特定多数の人と接触した可能性 米CDC「世界中に感染拡大のリスク」
26日、奈良市保健所は市内で麻しん患者が出たと発表しました。 奈良市によりますと、7日に海外から入国した20代の外国籍の男性が19日に発熱し、23日に医療機関を受診。 24日に、麻しんウイルス陽性であることが判明しました。 男性は、海外で麻しんの予防接種を受けていたということです。 男性は19日にJRを利用して京都から奈良に行き、その後21日まで奈良市内に滞在していて、不特定多数の人と接触した可能性があります。 去年から全国で感染人数が増えていて、奈良市は新型コロナウイルス収束後、海外からの渡航者の増加が影響しているとみています。 また、米CDC(疾病対策センター)も「コロナの影響により、はしかのワクチン接種が遅れたことで、世界中で感染拡大のリスクが高まっている」と発表しています。
ABCテレビ