「サンタからの手紙」の作成にAIを活用?新サービスが話題に
世界中の多くの子どもたちが毎年楽しみにしているクリスマスが近づいてきた今日この頃、人工知能(AI)を使ってサンタの手紙を作成するウェブサイトが話題になっています。 【マンガ】同僚の“秘密のサンタ”に!オーストラリアの会社での「プレゼント交換会」
「HandwryttenBySanta.com」では今年から、AIを使った世界に一つだけの“サンタからの手紙”を届けるサービスを開始。<ニューヨーク・ポスト>は「サンタクロースは今年はAIを“雇って”世界の子どもたちに返事を書いている」と報道しました。 手紙はサンタの署名とサンタの出身地である北極の証である特別な金色のシールつきで、ペパーミントの香りや雪の結晶の飾りも添えて指定の住所に送られます。ユーザーは約2,500文字までのメッセージを、2通まで無料で作成できるそう。 同サイトを運営する会社「Handwrytten」 のCEOであるデイヴィッド・ヴァクス氏は、アメリカのテレビ局<KBZK>のインタビューで「彼(サンタ)が筆跡のサンプルをいくつか提供してくれたので、私たちはそれを複製しました」と答えており、AIが筆跡の作成に関わったことを説明しています。 このサービスをはじめたきっかけについては、ユーモアを交えてこのように回答。 「数カ月前にサンタさんから連絡があり、ホリデーカードの作成を手伝ってほしいと頼まれました」 子どもたちに“クリスマスの魔法”を届けられることがうれしい、と語っています。 毎年フィンランドにあるサンタクロース中央郵便局には、世界中の子供たちから何十万通もの手紙が寄せられるそう。近年ではあまりの数に返信できないこともあるというサンタの手紙事情…。今年は最新のAI技術が、クリスマスホリデーの救うかも⁉