【陸上】男子400メートル決勝、日本記録保持者の佐藤拳太郎が欠場 コンディショニング不良
<陸上:日本選手権>◇6月30日◇第4日◇新潟・デンカビッグスワンスタジアム◇男子400メートル 日本記録保持者の佐藤拳太郎(29=富士通)が「コンディショニング不良」を理由に400メートル決勝を欠場した。大会前には左アキレス腱(けん)に痛みを抱えていることを明かしていた。 すでにパリ五輪参加標準記録(45秒00)を突破しており、今大会で優勝すれば代表一発内定で、3位以内でも、自身初の個人種目での五輪出場が濃厚となる状況だった。ただ、決勝の成績次第では個人種目初の五輪代表入りの可能性は十分ある。 29日予選は組2着の45秒69と思うような走りができず「レースの組み立てていえば0点」と厳しい表情で分析していた。 佐藤は昨年8月の世界選手権で44秒77をマーク。高野進の持つ従来の日本記録を0秒01更新した。