明星神社のオリジナル賛歌を制作 地元ゆかりの2人が作詞作曲 三重・明和
5日に奉納お披露目
三重県多気郡明和町明星の明星神社(下村俊昭宮司)は、同神社オリジナルの賛歌「明けの星」を制作し、5日午前10時から同神社で、奉納・発表式を開く。作曲は同町明星出身の作曲家・長岡成貢さん(63)、作詞は同町明星在住の文筆家・千種清美さん(61)の地元ゆかりの2人が制作を手掛けた。式では楽曲の演奏の他、長岡さんらによるトークセッションなどが行われる。観覧無料。 昨年、明星出身で町の観光大使を務める長岡さんから、氏神である同神社に楽曲の奉納の申し出があった。作詞は、以前から一緒に作品を制作している千種さんに長岡さんから依頼し、このほど完成。ミディアムスローで緩やかな清流を思わせる清らかな印象の曲で、明星地区の風景や神社のたたずまいなどを歌詞に盛り込んだ。神社のためのオリジナル楽曲は全国的にも珍しいという。 式では、下村宮司や氏子代表、作曲者の長岡さんのあいさつの後、長岡さんらの生演奏に合わせて、津市出身の俳優・歌手で、町観光大使を務める松島史奈さん(30)が歌い奉納する。 奉納後は来場者に向け披露される。また長岡さんの楽曲2曲が演奏される他、長岡さんと千種さん、松島さん3人によるトークセッションも行われる予定。 同神社役員・豊田義信さん(65)=明星=は「お気軽に神社に来てもらい明星神社と『明けの星』の世界を楽しんでもらえたら」と話している。