半沢頭取が会見で謝罪 「半沢直樹」原作者、改めて「半沢頭取は半沢直樹のモデルではございません」
大ヒット小説「半沢直樹」の原作者である池井戸潤氏の事務所公式Xは17日、三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取について、改めて「半沢直樹のモデルではございません」と否定した。 三菱UFJ銀行は16日、記者会見を行い、同行の行員が支店の貸金庫から十数億円相当の金品を盗んでいたことを謝罪した。会見には半沢頭取が出席し、頭を下げた。 この半沢頭取の登場で、ネットでは当然ながら、小説を原作としたドラマ「半沢直樹」を思い起こす声が多数上がった。ドラマでは、「土下座」がキーワードでもあったことから、「土下座じゃない」などの声や、「半沢が頭取になっていた」など、ドラマや小説と結びつける声もあった。 これに小説の原作者である池井戸氏の事務所公式Xでは、あらためて20年12月の投稿をリポストし「各所から問い合わせをいただいておりますが、先ほど池井戸がコメントした通り、半沢直樹にモデルはおりません。そういった記事がありましたら、それらは全て、池井戸への取材なしで書かれたものです」と説明。 さらに「先ほどの池井戸のコメントどおり、『半沢という名字は、敬愛する知り合いの名前をもじったもの』です。そして何とその方は、そのこと(ご自分の名前がもじられていること)に気付いておりません」とも記している。 この日も改めて「4年前にお知らせしましたとおり、半沢頭取は、『半沢直樹』のモデルではございません」と投稿していた。