延長サヨナラ勝利を呼び込んだ!?阪神・梅野「みんなの前で勝てたのが一番かな」
◇交流戦 阪神2-1日本ハム(2024年6月18日 甲子園) 阪神は延長11回サヨナラ勝ち、交流戦を7勝11敗で終えた。相手暴投により決勝点が入った場面で打席に立っていたのは、この試合で通算1000試合出場に到達した梅野隆太郎捕手(33)だった。幸運を呼び込んだ男がお立ち台に立った。 ―サヨナラの瞬間を打席で迎えた。今の気持ちを 「豊田がヒットで出てくれて、つないで、つないで。なかなかしんどい試合でしたけど。自分が打席にいて、運良く点が入りました。この記念の日にみんなの前で勝てたのが一番かなと思います」 ―プロ通算1000試合出場に到達した。これまでを振り返って 「キャッチャーとして、うれしいこと、しんどいこと、いろいろありましたけど。こうやって皆さんの前に立てることが自分にとって本当にうれしいことです。1000試合という自分では想像していなかった数字。まだまだ試合に出て、たくさん貢献して、今日みたいにヒーローに立てる日をまた想像しながら頑張っていきたい」 ―1000試合到達できたのは何が良かったからか 「1年目からの積み重ねなので。みんなと切磋琢磨して、仲間たちと戦ってきた、その積み重ねが自分にとってプラスになっています。タイガースは昨年優勝しました。(今季は)交流戦終わりましたけど、またペナントに入るので、また、みんなの応援をお願いします」 ―17日は33歳の誕生日だった 「昨シーズンはケガして悔しい思いをしてきたし、33歳を迎えて最初の日にチームとして勝利できた。ピッチャー陣が今日も頑張ってくれた。つないで、つないでのピッチャー陣に感謝しながら次の試合を迎えたい」 ―今のチームはどんな気持ちで戦っている。 「なかなか点が入らなかったり、なかなか苦しい状況ですけど。いつかは打破していかないといけないのは選手が一番わかっています。自分たちがやっていかないと優勝はないと思う。33歳を迎えた年をいい年にしたい。気を引き締めて頑張っていきたい」 ―金曜日(21日)からリーグ戦再開となる 「今日みたいな接戦が続くと思いますけど。今日の最後の打席みたいな凄い声援が自分の中に響いていたので。チャンスの時、チャンスじゃない時も、たくさんの声援をお願いします」 ―最後の締めを (ファンに唱和を呼びかけた上で)「21日も“勝つばーい!!”」