阪神・岡田監督 富田は「短いイニングやったらいけるんちゃうかな」
「オープン戦、阪神2-5ヤクルト」(9日、甲子園球場) 阪神は球団ワーストを更新するオープン戦開幕8連敗となった。それでも岡田彰布監督は意に介さず、まだ勝利を追い求める段階ではないことを強調。前日にミスした前川がファインプレー&2安打1打点と奮闘したが、「昨日のことなんか何にも関係ないよ」と語った。以下、岡田監督との一問一答。 【写真】まさに曲芸! ノイジーの華麗すぎる背面キャッチにあっぱれ ◇ ◇ -前川は期するものがあった。 「それは分からんよ、そんなん聞いてないけど。別に普通にライト守らせただけや。昨日のことなんか何にも関係ないよ」 -ゲラは投げるたびにいい投球。 「他のピッチャーがフォアボールをバンバン出してるのにな。そういうことやんか」 -四球が明暗を分ける。 「だからピッチャーはブルペンのボールを見たら、ある程度判断できるよ。ずっと言うてるやん。俺が言うてる目が正しかったなって思うよ、はっきり言うて」 -岩貞は心配か。 「心配って、(これまで)全然投げてないんやから」 -先発の富田は。 「今日は才木やったんやからな。富田にしてもチャンスかも分からんけど、ちょっとかわいそうな面もあったしな。そんなのおまえ、才木に文句言いたいねん(笑)」 -富田は使い方次第で戦力に。 「なるなる。今日のボール見とったら、俺はなると思うよ。短いイニングやったらいけるんちゃうかなと思たよ」 -ロングリリーフの可能性もあるのか。 「いやいや、中(継ぎ)のロングは考えてないよ。ロングはちょっとしんどいんちゃうかな。球数増えてくると」 -椎葉については。 「なんか全然やったな、腕振れんとな。どっか故障してるかなと思ったよ。たまたま抑えただけやろ、今日なんかな」