アリ・アスター×ジェシー・アイゼンバーグ『サスカッチ・サンセット』公開決定&特報公開
製作総指揮アリ・アスター、主演ジェシー・アイゼンバーグで贈る『サスカッチ・サンセット』が、2025年5月23日(金) に公開されることが決定した。 【動画】『サスカッチ・サンセット』特報 サスカッチとは、アメリカ大陸に伝わるUMA(未確認生物)のこと。本作は、雄大な自然とサスカッチの生活をドキュメンタリータッチで描き、自然界の不条理と生への渇望、そして家族愛を通じて、現代社会で生きる私たちに“生きること”を問いかける作品となっている。 北米の霧深い森に生きる4頭のサスカッチ。彼らは寝床をつくり、食料を探し、交尾をするといういつもの営みを繰り返しながら、どこかにいると信じる仲間探しの旅を続けている。そして、絶えず変化する世界に直面しながら、生き残りをかけて必死に戦うことになる。果たして彼らが辿る運命とは。 アリ・アスターといえば、長編デビュー作『ヘレディタリー/継承』(18)、続く『ミッドサマー』(19) で世界に衝撃を与え、次世代の映画監督の旗手へと上り詰めた注目の存在。最新作『ボーはおそれている』(23) も話題となった彼が製作総指揮に名乗りを上げた。 主人公を演じるのは、『ビバリウム』に続き主演とプロデューサーを兼務したジェシー・アイゼンバーグ。数々の賞を総なめした『ソーシャル・ネットワーク』をはじめ、近年では『僕らの世界が交わるまで』『リアル・ペイン~心の旅~』(2025年1月31日(金) 公開)など監督としても活躍している。今回、脚本とその独創的な設定に惚れ込み、主演とプロデューサーを買って出た。 そして監督を務めたのは、菊地凛子主演『トレジャーハンター・クミコ』が批評家から絶賛され、エマ・ストーン主演のTV シリーズ『The Curse』でもその非凡な才能を発揮したデヴィッド・ゼルナー&ネイサン・ゼルナー兄弟。実に10年以上の歳月をかけ、⻑編映画化を成し遂げた。 併せて、ティザービジュアルと特報映像が公開。毛むくじゃらのシルエットが一層謎を深めるサスカッチ一家。ティザービジュアルには、遠くの木々の合間から立ち上る煙を呆然と眺める後ろ姿が収められ、不穏な空気を漂わせる。一方で特報映像では、サスカッチたちの暮らしの一部が垣間見える。鬱蒼とした森、山の向こうに沈む夕日……壮大な自然が、まだ謎深い生物の強い生命力を感じさせる内容となっている。さらに、世界中のメディアが「大傑作」と太鼓判を押すなか、アリ・アスターからも「歴史的名作『人類創世』を超える傑作の誕生」と絶賛の声が寄せられた。 <作品情報> 『サスカッチ・サンセット』 2025年5月23日(金)