小栗旬×蒼井優が共演!東宝の伝説的特撮映画をリブートするNetflixシリーズ『ガス人間』制作決定
Netflixと東宝が、『ゴジラ』の生みの親である本多猪四郎が監督を務めた1960年公開の名作『ガス人間第一号』を実写シリーズ作品『ガス人間』としてリブートすることが分かった。 小栗旬×蒼井優が共演!東宝の伝説的特撮映画をリブートするNetflixシリーズ『ガス人間』制作決定 両社の初コラボとなる本プロジェクトは、日韓のクリエイティブチームが共同製作。韓国のヨン・サンホ監督(『地獄が呼んでいる』『寄生獣 ーザ・グレイー』)がエグゼクティブプロデューサーと脚本を担当し、ドラマ『ガンニバル』などで知られる片山慎三が監督を務める。 東宝が50~60年代にかけて製作した「変身人間シリーズ」の第3弾となる『ガス人間第一号』は、人体実験によって“ガス人間”に変身する力を得た男の物語。“ガス人間”となった男が、能力を使って銀行強盗といった犯罪を重ね、社会を脅かしていく。革新的なVFXをはじめ、権力構造や社会的抑圧といったテーマを追求したSFスリラーの傑作とされている。 最先端のVFXを駆使して、“ガス人間”を現代によみがえらせる『ガス人間』では、小栗旬と蒼井優が共演。脚本開発に3年を費やしたヨンと片山によると、配信までには「少なくとも1年以上かかる」という。 ヨンは、リブート版の製作について、「『ガス人間第一号』は1960年の映画ですが、いま観ても非常に完成度が高くSF的な表現も巧みな素晴らしい作品でした。現代的な映像作品として新生したら、きっと面白いものになるものになると感じました」とコメント。 さらに、片山は「当時『ガス人間第一号』の存在を知ってはいましたが観たことはなく、拝見したらとても面白くて。ガス人間という荒唐無稽なクリーチャーこそ出てきますが、そこに人間ドラマや恋愛要素が詰まっていて、非常に惹かれました。昔の特撮モノを現代のCGで新生して、人間ドラマも盛り込んだらとてもいい作品になるのではないか、と感じました」と述べた。 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。