悠仁さま、ご成年 男性皇族で39年ぶり
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが成年を迎えられた。男性皇族では39年ぶり。
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが2024年9月6日、18歳の誕生日を迎え、成年となられた。男性皇族の成年は1985年の秋篠宮さま以来39年ぶり。 秋篠宮家の長女、小室眞子さん、次女の佳子さまは20歳で成年を迎えられた。悠仁さまは、民法改正によって2022年から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられて以降、成年を迎える初めての皇族となった。 男性皇族は、皇室の慣例として成年式を執り行うことになっており、多くの場合、成年を迎えた日に行われてきた。悠仁さまは高校3年生であることから、宮内庁は「進学に向けての勉学に励まれる大切な時期になる」として、成年式は25年春の高校卒業後の適切な時期に実施する方針。 宮内庁は成年式で使用される冠の製作費用約257万円を予算計上している。冠は男性皇族が成年に達すると、天皇陛下から授けられる。また、成年に伴い、悠仁さまに支給される皇族費が増額される。皇族費は皇室経済法によって額が定められており、年305万円から年915万円になる。
宮内庁の発表によると、悠仁さまは高校でバドミントン部に所属し、休み時間に自主練習することもあって技能が上達。文化祭やスポーツ大会などの学校行事にも積極的に参加している。秋篠宮ご夫妻の地方公務に同行したり、外国王族との交流を重ねたりしているほか、学習の合間には昆虫の生息環境の調査などに取り組んでいるという。